Kinmuu(キンムー)は、勤怠管理システムの開発経験を持つ株式会社ザルファによって運営されています。かゆいところに手が届くオーダーメイド型のシステム開発を主業務としていますが、複数の勤怠管理システムを構築する中で培ってきた知見を総動員して構築したのがKinmuuになります。詳しい会社紹介については会社ホームページをご参照いただくとして、このページでは、私たちがどうしてKinmuuを作ったのかについて簡単に紹介させてください。
オーダーメイド型の理想と限界
勤怠管理は連携しなければいけないデータも多く、登録されるデータも多くなるのが特徴です。大学によって様々な処理の仕方があり、歴史の数だけ運用方法があると言えるかもしれません。そうした運用上の制限から、どうしても月額課金型のサービスやパッケージシステムでは対応しきれないことも多く、オーダーメイド型開発というのもこれからもその存在意義を失うことはないと思われます。
一方で、オーダーメイド型開発は理想的なものの、その予算がどうしてもネックになることが多くありました。「予算が承認されないから・・」という理由で、結局は元のままの人力に大きく依存した運用から脱することができないというケースもよく耳にします。非効率であることには目をつむり、紙やエクセルを駆使した運用を続けているところも多いと思います。
こうした、運用規模の問題によりなかなか最適なソリューションがない、という状況を解決するために企画、開発されて生まれたのがKinmuuです。
TAなどの学生アルバイト管理に特化したKinmuu
Kinmuuの最後の「u」はUniversity(大学)という言葉に由来します。勤怠管理システムは世の中に数あれど、TAなどの学生アルバイトに特化したものはありませんでした。これは以下のような理由が考えられます。
- TAやSAなどに限定したサービスはニッチ過ぎ、大企業が求めるような市場規模が無いこと
- TAの働き方が一般的な就労スタイルと異なり、通常の勤怠管理システムでは対応できないこと
- TAに代表される学生アルバイト勤怠管理システムの構築経験を持った会社が少ないこと
幸いにも、私たちにとっては、これらの理由がサービス化の妨げになることはありませんでした。2024年初頭にSaaS型システムとしてサービスを公開して以後、多数の反響をいただいており、決して少なくない大学様が、学生アルバイトの勤怠管理でお困りだったことを実感しています。
専門システムだから実現できる便利な機能
Kinmuuでは、従来の勤怠管理システムでは対応しきれなかった、TA管理に必要な以下のような機能を盛り込みました。
- 一人の勤務者が、複数の仕事の勤怠を登録できる
- 同一システム上で、当該勤務者のそれぞれの雇用の監督者が承認を行える
- 管理者は勤務登録期間、雇用ごとに集計された勤怠データを出力できる
これらの機能が合致するのであれば、TAに限らず、SAやRA、LAなど、学内の様々なシーンで活用いただけます。他にも専門システムだからこその便利な機能が盛り沢山です。こういった学生アルバイトの勤怠管理に特化していること自体、あまりにニッチすぎる領域ではありますが、「そうそう、こういうのが欲しかった」と思っていただけるよう、日々進化させていければと考えています。
紙やエクセルからの脱却をお手伝い
良い仕組みがないからといって、紙を回したり、エクセルファイルをかき集めたりといった運用をされているのであれば、是非Kinmuuをお試しください。クラウド型特有の作法に慣れていただく必要はありますが、すべての情報が一箇所に集められるのはもちろん、状況が可視化されることで無駄がなくなり、スムーズな業務フローが実現します。
ご紹介しきれない細かい機能、配慮もありますので、予算がつくかの確度に関係なく、お気軽にお試し利用をご活用ください。具体的なソリューションの存在が、予算確保に向けた土台になることもあるかと思いますので、業務効率改善に向けたお手伝いができればと思います。
また、「クラウド型ではやっぱり厳しい・・・」という場合には、オーダーメイド型開発も引き続き承っておりますので、どういったかたちが最適なのか含めて相談したい、という場合もお気軽にお問い合わせください。