Kinmuu(キンムー)は、入り組んだ承認監督者での雇用、勤務をシンプルかつ効率的に管理できるクラウド型(SaaS)勤怠管理システムです。TA(ティーチング・アシスタント)はもちろん、SAやRA、LAなどの学生アルバイトにも活用いただけます。
TA(ティーチング・アシスタント)を筆頭にした学生アルバイトの勤怠管理は、どうしても担当課の人力作業に依存しがちです。複雑な承認ラインのせいで紙やエクセルベースでないと処理が回らないという事情があることも多く、要件を満たす勤怠管理システムが無いままに担当課の人力で戦ってきたところも多いのではないでしょうか。
Kinmuuはそういった方のためのサービスです。TAやSA(スチューデント・アシスタント)、LA(ラーニング・アシスタント)、RA(リサーチ・アシスタント)といった学生アルバイトの勤怠・勤務管理に特化した専用サービスで、膨大な事務処理との戦いに、終わりを告げてください。
Kinmuuなら、一人の学生アルバイトに対して複数の雇用関係を設定することができます。勤務登録画面で雇用を選択することで、Aという仕事のものは教員Aへ、Bという仕事のものはB課へ承認を流すことができます。また、出力される勤怠集計データも、雇用ごとにまとめられるため、給与計算の際に余計な加工をする必要がありません。
Kinmuuなら、登録された勤務内容の承認を、特定の教職員個人を指定することもできますし、部課を指定することで、その部課に属する教職員であれば誰でも承認できるようにすることも可能です。また、役職名をセットで指定することで、特定部課の課長や事務長を指定して承認ラインを構築することも可能です。
Kinmuuなら、承認者の階層は雇用ごとに個別かつ任意に設定できます。例えば担当教員一人が承認すれば完了にすることもできますし、担当教員の承認後に取りまとめの部課にまわし、さらに最終的に学生課の事務長にまわす、といったような複雑な承認ラインも構築することができます。もちろん、承認自体を不要にする設定も可能です。
Kinmuuなら、持ち回り授業、オムニバス、リレー方式のような、複数の教員が担当する授業の承認も、任意の対象者を一団として扱う仮想部課を設定することで柔軟に対応できます。その日の授業を担当した教員がその日の勤務について承認を行う体制を構築することが可能です。
Kinmuuなら、雇用ごとに時給をわけたり、資金の情報を追加したりすることができます。追加した情報で絞り込み検索を行うことはもちろん、勤怠情報のCSV出力時に一緒に出力されるため、学内処理に必要な情報をワンストップで管理することができます。
Kinmuuなら、雇用ごとに移動登録の可否を設定することができます。移動登録が許可された学生アルバイトは、あらかじめ設定された経路を選択し、どのような移動を行なったかを申告できます。登録された移動内容は経路ごとに集計されますので、あらかじめ定められた交通費額や支給額とかけあわせることで交通費計算が可能になります。
Kinmuuなら、人事担当部課がまとめて雇用を登録管理することも、各教員や各雇用部課に雇用の登録管理を委ねることも、どちらの方式も可能です。学内で誰が雇用の情報を持っているのかにあわせて、既存の運用を大きく変えることなく導入することができます。
Kinmuuなら、1日あたりの最大労働時間や、週あたり労働時間を制限することができます。複数の仕事を担っている学生の場合は合算したもので計算されるため、労働基準法対応です。総労働時間を把握しきれていないがゆえに、労働時間超過などの法令違反リスクが高い状況を改善することができます。
Kinmuuなら、授業補助のようなあらかじめ曜日や時間が決まった勤務パターンを、所定勤務パターンというかたちで登録し、パターンに合致しない勤務登録を制限することができます。契約条件上、授業時間単位で勤怠管理を行いたい場合などに便利です。
Kinmuuなら、本来の担当者以外の学生に代行勤務を依頼した場合の勤務登録も簡単に行うことができます。代行勤務として登録された勤務内容は、その依頼をした雇用のものとして承認ラインを流れ、最終的な給与支払用の集計データではその雇用と代行勤務者のものとして集計、出力されます。
Kinmuuなら、給与振込先の銀行口座情報や、扶養控除申告書提出先、住所や在留カードといった情報を利用者マイページを通じて取得することができます。設定により機能のON/OFFを切り替えられるため、学内で取得する仕組みがない情報だけを選択して運用することができます。
Kinmuuなら、時間外や時間内深夜、時間外深夜時間を自動で集計することができます。複数の雇用が存在しても考慮され、合算での1日8時間超や週40時間超も考慮した上での正確な時間計算が可能です。集計データにそれぞれ出力されるため、給与支払い部署とのスムーズな連携が実現します。加えて、休日勤務を有効にすれば、指定曜日や休日の勤務は休日や休日深夜に計上することも可能です。
Kinmuuでは、勤怠管理システムに求められる基本的な勤務登録、勤怠集計の機能に加えて、大学内での利用に便利な機能を標準装備しています。クラウド型のSaaSサービスでありながら、まるで以前から使っていたシステムかのようにスムーズに導入、活用いただけます。
学内でお使いの共通認証基盤と連携する機能をご用意しています。広く使われているSAML形式に対応しており、利用者に新しいユーザー登録やパスワード管理の負担を増やす必要がありません。
タイミング、または立場上、共通認証基盤でのSSOが行えない方用に、メールアドレスでログインできる機能もご用意しています。登録されたメールアドレスと合致すると、ログイン用の確認コードが発行されます。
ユーザーや部課、雇用の情報を、CSVファイルを準備いただくことで一括でインポートできるようになっています。CSVファイルの指定書式はシンプルですので、学内の関連システムから出力する手順を整えていただければ、データ連携の手間を軽減できます。
システム内で行われた、データの変更履歴を記録しています。誰がいつどのデータを変更したかの履歴が記録されるため、問題究明のヒントとしてはもちろん、監査的な用途でもご活用いただけます。
集計した数字を何分単位で切り上げる/切り下げるのか、また、任意設定項目として1日の上限時間や勤務開始、勤務終了時間などを設定することができます。就業規則や給与規定にあわせた運用が可能です。
学生が入力する画面は、スマートフォンでの表示にも対応しているため、どこでも勤務登録が可能です。入力漏れや修正漏れがあった際にも、督促から修正までがスムーズに行いやすくなります。
TAなどの学生アルバイトが利用する画面や、承認監督者である教職員が利用する画面は、日本語と英語の両方に対応しています。多言語対応が不要な場合にはもちろん、日本語だけでも運用することができます。
設定を有効にし、SMTP設定情報(ホストやポート、アカウント情報)を登録いただくことで、大学側で運用されているメールサーバーを通じてメールを送信することも可能です。
例えばTAであれば、授業の設定されていない長期休みの間は稼働しないことが多いと思います。学生アルバイト特有の働き方にあわせて、コストパフォーマンスに優れた料金モデルを作り上げました。使った時に、使った分だけ費用がかかるので、年間費用を低く抑えることができます。
もちろん、クラウド型のSaaSサービスですので、初期費用はかからず、月額費用だけで利用が可能です。小さな予算でDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現できます。
直感的な画面設計に加えて、サポートスタッフによる適切な補助により、運用開始に向けた初期設定をしっかりサポートします。
固定の貴学担当者がつくため、ご不明点等のお問い合わせはもちろん、機能強化に向けたご要望・ご相談も気軽かつスピーディーに行えます。
しっかりと機能を吟味いただけるよう、お試し利用期間はたっぷり3ヶ月(※)。学内での調整が必要だったり繁忙期で忙しかったりする場合にも安心してお試しいただけます。(※お試し利用開始日から翌々月末まで)
お問い合わせよりご相談いただきますと、詳細をご説明差し上げます。ご不明な点やご不安な点を解消できるようお手伝いします。さらに詳しい検討には、導入打ち合わせやデモンストレーションのセッティングを行います。お問い合わせ時点から秘密は厳守いたしますのでご安心ください。
対面またはリモートにて、貴学の現状の運用方法をお伺いしながら、システムへどのように移行していくべきかを議論します。また、実際のシステムの動きをご紹介しながら、稼働に向けてどういった準備が必要かもあわせて明確にします。
貴学専用のアカウントを発行し、ご準備いただいたデータを基に初期設定作業を行います。設定は基本的にシステム画面から行っていただきますが、データ量が多くなる場合はサポートも可能です。
稼働準備が整いましたら最大3ヶ月間のお試し利用期間の開始です。部課内だけでお試しいただくのはもちろん、試験的に実際の勤務登録を行っていただいても問題ございません。ご不明点やご要望は随時お寄せください。
お試し利用期間中にご満足いただけた場合、本利用開始となります。このタイミングで請求が発生しますが、本利用に移行しない場合にはもちろん何も請求は発生しませんのでご安心ください。また、お試し利用期間中にご登録いただいたデータは完全に削除されますので、情報管理上のリスクもありません。
「こういった場合に対応できそうか」「こういうことはできるのか」などなど、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。
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